美容コラム Beauty column

なぜ【肌は弱酸性】なの?

近年では弱酸性の洗顔料やボディ石鹸が多く発売されています。逆にアルカリ性になるとお肌にはどのような影響があるのでしょうか。
そんな肌の疑問について紹介します。

肌のpHについて

酸性やアルカリ性について調べるにはpHが大きく関係しています。pHは7が中性を示し、それ以下だと酸性、以上だとアルカリ性に分類されます。食べ物や化粧品など身に付けるものはもちろん、体の中にもpHが存在します。
お肌の表面はpH4.5~6の状態が多く弱酸性といわれています。

肌が弱酸性である理由

肌が弱酸性の理由は、肌を保護するためだと考えられています。
生まれたての赤ちゃんの肌は中性です。そこから皮脂膜などの働きにより弱酸性の肌へと変化していきます。弱酸性になった肌は外からの菌や刺激を抑えることで肌を守ります

しかし、年齢とともに肌の免疫力が落ちてゆきます。免疫が落ちると肌はアルカリ化していき、ふたたび中性に近い形となります。この状態の肌は外からの刺激に弱く、少しの刺激で肌が荒れやすくなるのです。加齢とともに肌荒れや肌トラブルがおこるのはこのためだと考えられています。

なぜ肌はアルカリ化するのか

肌がアルカリ化する理由は、加齢の他に外部からの刺激が大きく関係しています。
例えばアルカリ性の石鹸で洗顔をしていると肌はアルカリ性に傾きやすくなるのです。一度アルカリ性になった肌が酸性に戻るには女性の場合3~4時間かかるといわれています。そのため、日ごろからアルカリ性のものを使用していると肌がアルカリ化し、常にアルカリ性に傾いた状態になってしまうのです。

肌がアルカリ化するとどうなるのか
肌がアルカリ化するとターンオーバーの周期が遅くなるといわれています。
肌は通常4~6週間のリズムで古い角質がはがれ、新しい角質と交換する働きをしています。角質は肌の水分を閉じ込めて肌の潤いを保つはたらきをしています。肌の表面は、角質同士がつながっており、時期が来ると、つながっている部分が切れ、角質がはがれる仕組みとなっています。この際に肌の表面が弱酸性であることが条件となります。

しかし、肌がアルカリ性であると角質のつながりが切れず、角質がはがれにくくなるのです。その結果、水分を保つ機能が低下し肌の乾燥をまねいてしまうのです。このように、肌の機能性を高めるためにも肌は弱酸性に保つ必要があります。
バランスを崩した大人の肌に
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